歯周病治療|港南台の歯医者・歯科|港南台パーク歯科クリニック|港南台駅徒歩7分|歯周病の症状がなくても検査を推奨

診療時間
月~金 9:00-13:00 / 14:00-18:00
土・日 9:00-12:00 / 13:00-16:00
休診日
祝日
診療時間
月~金 9:00-13:00 / 14:00-18:00
土・日 9:00-12:00 / 13:00-16:00
休診日
祝日

歯周病治療

多彩な選択肢から、適切な歯周病治療をご提供します

お口の健康を保つことは、患者様の健康を保つ上で必要不可欠です。港南台パーク歯科クリニックでは、患者様と十分相談の上、症状に合わせた治療を行っております。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療風景|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

歯周病は、虫歯と同じく重症になるまでほとんど自覚症状がありません。気が付いた時にはひどく進行してしまっていることが多く、また失われた骨は、元に戻ることはありません。歯周病が進行する原因は、体質(遺伝)、不十分な歯磨き、タバコなどの生活習慣、糖尿病、悪い噛み合わせ、歯ぎしりや食いしばりなどが挙げられます。そのため、治療は総合的な対応が必要です。

歯周病について

歯周病は、細菌感染によって引き起こされる疾患で、歯を支える骨や歯ぐき(歯周組織)に炎症が生じる病気です。初期段階では自覚症状がほぼないので、気づかないうちに進行してしまうこともあります。進行すると歯を支える骨が溶けてしまい、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

・歯周病の原因

歯周病は主に、歯と歯ぐきの間に溜まる「プラーク(歯垢)」に含まれる細菌によって引き起こされます。この細菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯ぐきが腫れたり、出血したりすることから始まります。

・こんな症状はある場合、歯周病かもしれません

  • 歯ぐきが腫れている、赤くなっている
  • 歯磨き中に出血する
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
  • 歯がぐらぐらする、噛むと違和感がある

もしこれらの症状に心当たりがある場合は、早めの受診をおすすめします。

歯周病の治療方法

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療風景2|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

歯周病の治療の基本かつ最も重要なことは、原因となるお口の中の細菌をいかに減らすかです。ですので、患者様自身の毎日のご自宅での『セルフケア(歯磨き)が最も重要な治療』となります。当院では担当衛生士が患者様の様々な背景を考慮しながら、最適なセルフケアのご提案を行っております。

また、ご自身では除去することが困難な歯石は定期的なメインテナンスにて徹底的に除去を行っていきます。また、メインテナンス時に歯周ポケットを測定し、歯周病の早期発見・治療を行います。
重度の場合は歯周外科処置にて歯周病の改善を行っております。

歯周病治療の手順

【STEP1】生活習慣(食事・喫煙・ブラッシングなど)のご相談や、現状の歯ぐきの検査(歯周ポケットの検査)を行います。その後、治療法をご説明します。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療の手順1|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

【STEP2】目に見える歯石を除去します。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療の手順2|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

【STEP3】歯周ポケット内の歯石を除去します。1回の処置は6本前後で麻酔を用いて行います。それから表面を磨き上げ、汚れを付きにくくします。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療の手順3|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

【STEP4(進行している人)】麻酔をした上で歯ぐきを切開し、歯にこびり付いた歯石や汚れを徹底的に除去し、その後縫合します。また、必要に応じて骨の再生を行う材料を用います。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療の手順4|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

【STEP5】処置後にはメインテナンスを行います。生涯健康な歯でお食事ができるよう担当歯科衛生士がサポートいたします。

港南台パーク歯科クリニックの歯周病治療の手順5|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

歯肉炎と歯周病の症状

歯周病治療|歯肉炎のイラスト|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

歯肉炎

歯肉からの出血で自覚することが多い病気です。歯ぐきにだけ炎症が起き、歯肉溝にプラーク(歯垢)が溜まっています。セルフケアとPMTCで完治できます。

歯周病治療|軽度歯周病のイラスト|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

軽度歯周病

歯ぐきの炎症に加えて、歯を支えている骨が溶け始め、ブラッシングで出血します。痛みを感じないことが多いです。どの部分に炎症があるか検査し、歯石を除去します。またブラッシング方法を確認します。治療期間は2~4週間程度です。

歯周病治療|中等度歯周病のイラスト|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

中等度歯周病

歯垢や歯石により歯周組織に炎症が生じます。口臭が強くなり、容易に歯ぐきから出血します。歯がグラつく場合もあります。どの部分に炎症があるかを検査し歯石を除去します。症状がひどい箇所は歯周ポケット深くまで徹底的に掃除します。またブラッシング方法を確認します。治療期間は1~3ヶ月程度です。

歯周病治療|重度歯周病のイラスト|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

重度歯周病

歯がグラつき、歯ぐきが腫れることがあります。触れると痛み、強く噛めない場合もあります。検査を行い、抜歯することがあります。他の歯が同じ症状にならないよう歯周病の治療を行います。最終的に、1~2歯欠損している場合はブリッジ、3本以上の場合は入れ歯やインプラントになることが多いです。治療期間は6ヶ月程度です。

歯周病治療の症例の紹介

【症例】歯周病に対するインプラント治療

港南台パーク歯科クリニック|症例|【症例】歯周病に対するインプラント治療|治療前後の比較メイン画像-1

治療内容

歯周病に対する基本治療・外科治療・インプラント治療

期間

約2年

治療回数

25回程度

費用

インプラントのみ自由診療(税込2,805,000円)
その他の被せ物・歯周病治療は保険適用

主な副作用・リスク

・インプラント治療は保険適用外です。

 

・インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。

歯周病の方は健康な方に比べて、インプラントを入れた部分の歯茎が歯周病になる可能性が高いです。そのため、歯周病治療をしっかり行なった上で、インプラント治療をすることが大切です。また、歯科医院での定期的なメインテナンスも、非常に重要です。

 

・患者様の健康状態、お口の状態によっては、インプラント治療を適用できないケースがあります。

 

・歯周病治療は患者様の協力が必要不可欠です。

今回のケースのように治療が長期間になることが多いため、患者様の「歯周病を治したい!」という意思がとても大切です。ご自宅でのセルフケアも、立派な歯周病治療になります。

【症例】歯周病で溶けた骨を再生する治療(エムドゲイン・Bio-Oss)

港南台パーク歯科クリニック|ブログ|症例|【症例】歯周病で溶けた骨を再生する治療(エムドゲイン・Bio-Oss)|治療前後のレントゲン比較_画像1

治療内容

歯周病に対する再生療法(エムドゲイン・Bio-Oss)

期間

6ヶ月

治療回数

10回

費用

エムドゲイン55,000円(税込)
Bio-Oss 33,000円(税込)

主な副作用・リスク

・骨の再生程度には個人差があり、予後を完全に保障するものではありません。

・お体やお口の状態によっては、再生療法が適用できないケースがあります。

(喫煙者は再生療法の適用外です。)

・自由診療での治療となります。

・エムドゲイン、Bio-Ossはブタ・ウシから精製した材料です。安全性は極めて高いですが、これまで報告されていない事象が発生する可能性は否定できません。

港南台パーク歯科クリニックで行う主な歯周外科

港南台パーク歯科クリニックの歯周外科の治療風景|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

歯周ポケット掻爬(そうは)術

歯周ポケットが浅く初期症状の時に行います。歯ぐきに麻酔をした上で歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去します。歯ぐきを切開する手術のように肉眼で確認できないため技術が求められます。

フラップ手術

歯周ポケットが深く進行してしまった部位に行います。歯ぐきを切開した状態で目視で確認しながら歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去します。

歯周組織再生誘導法(GTR法)

症状が進行し、歯周ポケットが深くなってしまった場合に行う治療法です。歯ぐきを切開して目視で歯垢や歯石を除去し、歯を支える骨の再生を行えます。

エムドゲイン

スウェーデンのビオラ社で開発された再生材料です。歯周病に侵された歯周ポケット内部の汚れや細菌を取り除いたあと、エムドゲインゲルを注入することで歯周組織を再生させます。1回の治療で効果が現れるのが特徴です。

歯周病は口臭の原因にもなります

歯周病治療|口臭を気にする歯磨きをする女性|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

会話をする時に自分の口臭が気になる方は多くいらっしゃると思います。不快な口臭はその人のイメージを崩す原因になりかねません。口臭と歯周病はとても深い関係性があります。

歯周病の自覚症状がなくても口臭が気になる方は、一度歯周病の検査を受けてみませんか。ぜひお気軽にご連絡ください。

歯周病Q&A

歯周病とは何?

歯周病には『歯肉炎』と『歯周炎』があります。簡単に説明すると歯肉炎はプラーク(細菌)によって歯茎が腫れて出血しやすい状態で歯を支えている骨は解けていません、しっかりとした歯磨きができれば容易に治ります。それと比較して歯周炎はプラークによって歯を支えている骨が溶け出し、歯周ポケットという汚れの溜まりやすい環境ができあがってしまい治すことが難しいです。歯骨が溶ける前が歯肉炎、骨が溶け出したら歯周炎となります。周ポケットが4mm以上となると歯周病の可能性が高くなります(健康な人は1〜3mmです)。

歯周病の症状は?

初期では歯磨きの際に出血する、歯茎が赤くなり、痛みはほとんどありません。 重症化すると歯茎が大きく腫れて強い痛みが出る、歯が揺れて噛みにくい、食べもが挟まる、口臭がひどくなる、歯が長くなるなどの不快症状が出てきます。また、奥歯で噛めないと前歯が出っ歯やすきっ歯になってくることもあります。

歯周病は痛いの?

歯周病の初期は自覚症状がほとんどありません。歯茎が腫れて痛み出し、歯の揺れに自分で気がつく頃にはすでに深刻な状態になっていることが多いです。歯周病は治すのが非常に難しい病気ですので、早期発見・早期治療が非常に大切です。

歯周病の治療は?

歯周病はプラークという歯にくっつく細菌の固まりによって引き起こされます。したがってこのプラークを取ることが1番大切な治療となります。したがって、ご自身で毎日しっかり歯磨きができるようにすることが1番の治療となります。ご自身で取り除けない歯石や歯周ポケット内の汚れはクリニックにて徹底的に落としていきます。歯周病は細菌をいかに減らすか、いかに細菌が暮らしにくい状態にするかが大切です。

歯周病は治るのか?

お口の中のプラークや歯石を除去することで、歯肉の腫れが落ち着き出血しにくくなります。また歯肉の腫れが治ることで歯周ポケットも改善しますが、溶けてしまった骨は戻りません。
溶けてしまった骨は再生させることが非常に困難ですが、場合によっては再生療法と言って骨を治すことができる可能性はあります。
歯周病は治すのが非常に難しいので、予防がとても大切です。

出血するけど歯磨きして良いのか?

出血する場所は長く細菌や汚れが停滞していた場所になりますので、そのような場所ほど注意して歯磨きをしなければなりません。歯磨きがしっかりできて環境が改善すると自然と出血もしなくなってくるはずです。

どのぐらいの人が歯周病になっている?

令和4年に行われた歯科疾患実態調査では歯周病罹患率(歯周ポケットが4mm以上の部位がある人の割合)は15~24歳が20%、25~34歳で30%、35~44で40%、45~54歳で50%、55歳以上で55~60%となっております。かなり高い割合で歯周病に罹患していることが分かります。また日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病37%、虫歯29%、破折18%となっております。

歯周病とタバコの関係は?

タバコは歯周病のもっとも大きなリスクの1つです。タバコを吸ってない人と比べると、タバコを吸っている人の歯周病の罹患リスクは2.7倍、歯の喪失は10年早まると言う報告もあります。歯周病はタバコによって『かかりやすい』『気づきにくい』『治りにくい』という悪影響があります。

歯周病と口臭の関係は?

口臭は主に、歯や舌にくっついているプラークや舌苔の中にいる細菌が、食べかすや粘膜のタンパク質を分解して発生するガスによって起こります。歯周病の方はお口の中に歯周ポケットという細菌の住みやすい環境があり、細菌の数が多いです。そのため、口臭と歯周病は非常に関係性が高いです。歯周病の治療を行い、細菌数を減少させることが出来れば口臭も改善する可能性が高いです。

歯周病と全身疾患の関係は?

歯周病と全身疾患は『歯周病と全身疾患に何かしらの関係があるということははっきりとわかっています。』ただ、個々の疾患と歯周病の関係性についてははっきり分かっていないこともあります。糖尿病、動脈硬化、骨粗鬆症、関節リウマチ、腎疾患、早産など様々な関係性が指摘されております。
糖尿病の人は歯周病にかかりやすいです。糖尿病の人が重度の歯周病にかかっている場合、糖尿病の治療効果がなかなか出ないことがあります。したがって、歯周病を治療することで、糖尿病の改善が良くなる可能性があります。

港南台パーク歯科クリニックグループのご紹介