噛み合わせ・マウスピース
噛み合わせ治療
噛み合わせが不安定な状態だとしっかり食べ物が噛めないだけでなく、歯周病などの原因になりますので、早めにご相談ください。
噛み合わせの異常を、歯科医院では「不正咬合」と呼びます。噛み合わせが悪いと食べものがうまく噛めないだけでなく、体や顔の歪みを引き起こしたり、肩こりや偏頭痛の原因になります。
虫歯と異なり、噛み合わせが少し悪くても自覚症状はありません。そのため「気がつくとかなりずれていた」ということがよくあります。
噛み合わせが悪くなる原因
噛み合わせのずれは、虫歯治療の詰め物の高さが少しでも違ったり、頬の内側に口内炎ができるなど些細なことで起こります。また、常に足を組んだ斜め座りの癖や、俯せで寝たり、頬杖をつくなど日頃の生活習慣で起こることがあります。
具体的な治療方法
当クリニックでは、まず咬合器や顎の位置を計るフェイスボウを使って噛み合わせの状態をチェックします。そのデータに合わせて咀しゃく運動を行い、マウスピースを使って正しい位置で噛み合わせられるようにお口の筋肉を鍛えます。
詰め物や被せ物などが原因の場合は、削ったり調整をしながら噛み合わせの高さを揃えます。痛みがある場合は、同時に取り除く治療も進めます。また、日常的な生活習慣が不安定な噛み合わせの原因となる場合があるので、生活習慣のアドバイスも行っています。
スポーツマウスピース
激しいスポーツをする際に口内の怪我を防ぐためのスポーツマウスピースを、既成品ではなく患者様の噛み合わせに合わせたものを製作いたします。
激しいスポーツを行う時の、お口の中の怪我や脳震とうなどの発生率を低減させるスポーツマウスピースがあります。また、マウスピースを噛みしめることで強い瞬発力を生み出し、集中力を高めることがわかっています。
シリコン樹脂など弾力性のがある素材で製作し、歯列全体を覆う構造です。装着は口腔内に入れ、歯で噛みしめて固定します。
マウスピース装着が義務化されているスポーツ
- 高校ラグビー
- キックボクシング
- 女子ラクロス
- ボクシング
- 極真空手
- アメリカンフットボール
市販品のマウスピースとの違い
スポーツ用品店などで購入できるマウスピースは、自分で歯列に合わせて調整する必要があるので、装着中にずれたり外れるトラブルが発生する可能性があります。当クリニックでは、患者様の歯並びや噛み合わせに合わせたスポーツマウスピースの製作を行っていますので、ぜひご相談ください。