【症例】インプラントで美しい前歯に！｜港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

治療前の状態・主訴

患者様の主訴は『入れ歯の前歯を綺麗に治して、見た目を気にせずに笑いたい。違和感のない前歯になるよう治療したい。』というものでした。術前の状態が以下の写真です。

会話時や笑ったときに入れ歯の金属のバネが見えてしまっており、患者様はとても前歯の見た目を気にしていらっしゃいました。

治療詳細

まずは治療方針についてじっくりと時間をかけて相談し、決定いたしました。見た目のみの改善であれば、ノンクラスプデンチャーという保険外の入れ歯を作ることで、見た目を大きく改善することは可能でした。

※ノンクラスプデンチャーについては【症例】見た目の良い入れ歯 をご参照ください。

しかし、患者様は入れ歯の装着感も気になっており、極力違和感のない治療方法を希望されました。そこで今回は入れ歯ではなくインプラントを用いて、極力自然な見た目で違和感のないブリッジを作っていくことにしました。

①治療計画

CTを撮影して、インプラントの治療計画を立てていきました。かなり骨がやせてしまっていたため、一番細いインプラントで対応することにしました。

骨が十分にあるケースと比較するとインプラントの本数は増えてしまいますが、患者様の肉体的及び精神的な負担を減らすため、極力低侵襲な治療になるよう計画を行いました。

今回はかなりシビアなケースであったため、サージカルガイド（コンピューターで設計した通りにインプラントを行う装置）を用いてインプラント治療を行う方針としました。

こちらがサージカルガイドの写真です。

②インプラント手術

局所麻酔を行い、サージカルガイドを用いてインプラント治療を行いました。サージカルガイドにより、より安全・正確・そして迅速に手術を行うことができ、手術時間は1時間程で終了しました。

術後は腫れと痛みが少し出ましたが、飲み薬で問題なくコントロールできる範囲でした。

③仮歯の装着

インプラントが骨と結合するのを３ヶ月ほど待ち、仮歯を装着しました。

仮歯で見た目・機能面に問題がないか確認を行いました。

④最終的なジルコニアブリッジの装着

仮歯の形を参考にして、最終的なジルコニアブリッジが装着されました。

治療後の様子

患者様は治療後、人前でも自信をもって笑うことができるようになったと見た目に非常に満足されていました。

装着感についても、入れ歯と違って装着感が大変自然で全く違和感がなく、なんでも自分の歯のように噛み切れると大変喜ばれていました。

現在は定期的にクリニックにメンテナンスに通っていただいており、経過は良好です。